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2016年7月

2016年7月の記事一覧です。

NHKスペシャル『キラーストレス』 について


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2016618日(土曜日)夜9時に放送された「NHKスペシャル」をご覧になった方はいらっしゃいますか?タイトルは『キラーストレス』。
「失業」「過労」「家族の死」などストレスがきっかけで命を落とすメカニズムが科学的に解明されてきました。「キラーストレス」は遺伝子を操り、がんのメカニズムにも割り込んで私達を蝕もうとします。その仕組みと対策法が放送されました。
中でも、ニューヨーク州立大学ビンガムトン校のデイビットデイビス教授の研究は非常に興味深い内容でした。動脈硬化の患者の血管を調べたところ、血管の壁から本来は居るはずのない「口の中の細菌」が居たのというのです。
口腔内最近は歯茎の出血などで血管内に住み着くといいます。口腔内細菌が引き起こす最悪のシナリオはこうです。
通常は細菌が住み着いても悪さはしないが→ストレスホルモンが血液中に流れると→血液の中の鉄分が切り離され→細菌が鉄分を栄養にして大増殖し、血管の壁を破って大出血を起こす。これが、大動脈などの重要な血管で起これば大出血により突然死に至るというのです。
アメリカ心理学会は5つのストレス対策をすすめています。中でも重要なのが『運動』。
心筋梗塞の患者22人を調べたところ、普通の人よりも自律神経が敏感に反応することがわかった。そこで、22人に6ヶ月間運動をしてもらったところ、自律神経の興奮が収まって正常な数値に。
運動をすれば、脳の構造が変化し、ストレスを受けても自律神経に影響が伝わらなくなるという。
つまり、運動をすれば自律神経の過剰興奮を抑え、運動しなければ自律神経はどんどん敏感になって少しのストレスでも大げさに自律神経が反応するようになるというのです。さらに、延髄は副腎にも繋がっているため、運動すればストレス信号が副腎に伝わりにくくなり、多少のストレスではストレスホルモンが出なくなるとのこと。
では、どれくらいの運動をすればよいか?
ストレス対策の運動のポイントは・・・息が少し上がる程度のウォーキングなどの有酸素運動30分、週3回程度。体に少しの負荷をかけるとよい、日々の生活で体を動かす、通勤の時に少し早く歩くなどでも良いとのことでした。
これなら、私でもできそうです。
そうそう、忘れてはいけません。その前にお口の中のお手入れを