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12月10日(日) バイタルサインセミナーに参加して参りました

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12月10日(日)、兵庫県歯科医師会館で開催されましたバイタルサインセミナーに参加して参りました。日常の歯科医療、ことに全身疾患を合併した高齢者などの治療を安全に行うためには、患者さんの全身状態を術前に的確に把握すること、および術中の全身状態を監視し、不測の事態にいち早く対処できることが必要です。そのために、術中に患者さんの状態を表わすバイタルサインを連続的に測定し、評価することが必要となります。これがいわゆる「モニタリング」と呼ばれるものです。とりわけ近年開発されてきた、血圧、心拍数、動脈血酸素飽和度(SpO2)などを自動的に測定し、刻々の変化を瞬時に把握できる種々の機械的モニタリングは有用であり、これらを歯科医師が正しく理解し、術中管理に駆使し得ることが望まれています。