『歯ぎしり』について
あなたは“歯ぎしり”をしますか?
私は、この質問はあまり意味がないと考えています。
なぜなら、『歯ぎしりをしています』と答える方は、他の人に指摘されたことがある方のみで、本人はわからないからです。また、歯ぎしりは3種類あり、音のしないクレンチングという歯ぎしりは、他の人が気づくこともありません。
歯ぎしりは、ある研究データによると成人の80%にあると言われています。
しかも、自覚されている人は10%にも満たないと言われています。
●歯ぎしりの種類
1.グラインディング
一般的な歯ぎしりのことで、ギリギリと音をたてて、強く歯をこすり合わせる習癖のことをいいます。就寝中に発生することが多く、歯のすり減りが起こりやすいことが特徴です。
2.タッピング
上下の歯をカチカチと連続的に速く噛み合わせる習癖のことをいいます。他の2つと比べると、起こりにくいとされています。
3.クレンチング
上下の歯を強く噛みしめる(食いしばる)習癖のことをいいます。音をたてることがないため、他人に指摘を受けることも無いので、症状が出るまで気づきにくいでしょう。
●歯ぎしりの証拠
歯ぎしりをしているかしていないかはお口の中を見ればわかります。歯ぎしりをしている方は以下のような証拠を確認することができます。
骨の隆起(コブ)
歯のすり減り
歯のヒビ割れ
くさび状欠損(歯の根元のすり減り、溝)
舌の圧痕(舌についた歯型)
● 歯ぎしりの問題点
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● 歯ぎしりの原因
歯軋りは、ストレスを解消するために行われていると考えられています。 |
● 歯ぎしりの治療法
歯科で最も良く行われる歯軋りの治療法はマウスピースです。夜寝る時にマウスピースを装着することで歯にかかる負担を軽減させることができます。 |
● まずは口元を弛め、リラックスすることが大切です
本来上下の歯と歯は安静時、接触していないのが正常な状態です。 |